築地で錦絵2010/03/10

どーしてこんなに寒いのですか。
昨日の雪はいったい何様なんでしょうか。
荒れ過ぎです。

さて、先日、築地に出かけた際の事。
マクドナルドの入っているビルの2階がリニューアルされ
明治初期の築地を描いた錦絵が
とっても大きく引き延ばして展示しているのを発見。
『築地よりみち館』というらしい。
錦絵がすごくきれいだし、見応えがありました。

その頃の築地は外国人居留地があった事から
西洋文化の窓口として、近代化を象徴するような
新しい風景がたくさんの錦絵に残っているそうです。
今で言う「最新の注目スポット」ですね。

その隣町の新富には明治5年に
歌舞伎芝居小屋「守田座」(後の新富座)が完成します。
ということは座主の守田勘弥も
そういった新しい時代の空気をビビビっとつかみ
劇場を作るにいたったのだろうか…
などと、勝手に思いを馳せたりして、楽しみました。
残念ながら新富座の描かれた絵は展示されていませんでしたが、
完成当時の風景を思わせてくれる貴重なものでした。

よく見ると、絵は京橋図書館のものらしい。
たぶん他にもこのような絵を持っているのでしょうね。
もっともっと公開してくれないかしら♡